小粥 ・ 光澤裕顕
二人の仏教画家による展示対決
修行 vs 煩悩
− 日本仏教のある現在地 −
2021/9/25 (土) ~ 2021/10/3 (日)
平日 … 16:00~20:00
土日 … 13:00~21:00
※ 最終日は〜19:00
※ 9/27(月), 29(水), 10/1(金)休館
小粥
(こかゆ)
仏画/曼荼羅絵師たまにイラストレーター。 京都教育大学彫塑研究室卒業。
就職直後に脱サラ、その後仏画と出会い日本とネパールを往来しチベット仏画や曼荼羅の制作を始める。
壁画曼荼羅や創作仏画など、型にとらわれない作風で仏教寺院だけでなくストリートカルチャーに領域を広げながら活動。
2020年、血液ガンの長期療養を経て寛解、今日も元気にあばれている。
マイブームは滝行、好きな食べ物はしまあじのカマの塩焼き。
光澤裕顕
(みつざわひろあき)
マンガ家/イラストレーター、僧侶。福岡県八女市覚法寺(真宗大谷派)の若僧侶。京都精華大学マンガ学部マンガ学科卒業。大谷大学短期大学部仏教学科修了。
将来の夢はジャンプ作家。
煩脳の凡能で煩悩と共に生きる。
DIMEにてコラム連載中。
著書『生きるのがつらいときに読むブッダの言葉』。
鎌倉期の宗教改革以降、日本仏教諸派は独自の発展を遂げながら、現在では多くの人々にとってさほど馴染みのない「文化」の一つとして存在しています。一方で仏教を起源とする言葉は意味を転じながら日常に紛れ、現在も使われているものが多くあります。
経典(文字)によって現在に届く仏教思想を制作の背景に持ちながら、異なる教え・仏道を歩む二人の画家の自己への眼差しと学びの結実としての作品、そしてその作品が「見られる」ことによって教義へとかえっていく場としての展示を行います。
同時に、仏道を「煩悩」と「修行」に分類し、それぞれの宗派の僧侶を招いて法話・お経等を体験するイベントを複数回実施、言葉や文字が語源を含むより豊なものへと再度転じる場を作ります。
修行 vs 煩悩
-日本仏教のある現在地-
企画: codama